多肉植物の葉挿しについて手順とコツを紹介!!成功率をあげる秘策とは

2021-08-27

こんにちはikuです。最近旦那が本格的に葉挿しをしたいというので、一度基本に戻り多肉植物の葉挿しについてまとめてみました。

多肉植物を育てていらっしゃる方はもうご存知でしょうが、多肉植物は飾るだけでなく増やして楽しむこともできます

取れてしまった葉や挿し木の際に取った葉は捨てないで葉挿しをしてみましょう。お気に入りの多肉植物が葉挿しで増えると喜びも倍増です!!

今日は葉挿しの手順とコツ、成功率をあげる秘策を紹介しますので是非最後まで読んでみてくださいね。

多肉植物を葉挿しする前に知っておくこと  

多肉植物は色々な増やし方があります。
 
実生(みしょう)種を取って蒔いて育てる方法
挿し木 枝の一部を切りとり、発根させて増やす方法
株分け 大きく成長した宿根草の株をいくつかに分けて増やす方法
葉挿し 葉っぱから新たに株を増やす方法

葉挿しは最も簡単で準備するものも少ないため、初心者の方も簡単に挑戦することができます。

多肉植物を葉挿しするのに適した時期

葉挿しに最もふさわしい時期は春か秋になります。

春(3月~5月)か秋(9月~11月)は多くの多肉植物の生育期にあたり、芽が出やすい時期でもあります。

真夏や梅雨の時期は腐ったり蒸れたりすることもあり、冬は寒すぎて初根できないことがあるので、葉挿しを始める時期は春や秋がいいでしょう。

多肉植物の葉挿しにふさわしい土は?

次は葉挿しをするにあたり必要になってくる土について。

多肉植物の葉挿しにふさわしい土、基本的にはなんでも大丈夫です。

市販で売られている野菜と花の培養土でも、多肉植物専用の培養土や挿し芽用の土でも葉挿しは可能です。

また鹿沼土のみや赤沼土のみでも葉挿しすることが可能です。

我が家はホームセンターの挿し芽用の土を使用しています。細かくてふかふかの土なので、根が出てきたら保水性もあり細かな土で、小さな根っこをしっかりと抱え守ってくれます。

多肉植物の葉挿しをしてみよう

葉挿しの仕方

準備するもの
・多肉植物(葉)
・乾いた土
・トレー、バッドなどの平たい器

準備が出来たらさっそく葉挿しをしてみましょう!!

今回葉挿しするのはこちらの2つ。リテシナとレモン&ライム錦。あとは植え替え時にもげた葉たちを葉挿しします。

葉を取るときのコツは葉をしっかり持ち、左右に少しずつ揺らしながら取ります。

片側からグイッと取ろうとすると、途中からちぎれることがあるので要注意です。

トレーに土を敷き取った葉を並べます。土を敷いたトレーに葉を並べましょう。

ポイント
葉の付け根に生長点があり、その生長点から根っこが出て子供が生まれます。葉を取るときに生長点が傷ついてしまうと根っこは出てきません。葉を取るときは左右に少しずつ揺らしながら丁寧にとりましょう。

葉挿しに土はかぶせるの?水やりと置き場所は

葉を取ってから根っこが出るまでの期間・・・葉挿しの時、土に葉を挿す必要はありません。根っこが出るまでのこの時期、土はあってもなくても生長に関係ありません。根っこが出てくるまでは土をかぶせないで根っこが出てくるのを待ちましょう。

この時期、お水は必要ありません。お水をあげることによって葉先から腐ってしまうことがあります。また、土が濡れてしまうと蒸れて腐ってしまうこともあるのでこの時期は水やりはなしです。

この時期はあまり光も必要としません。日に当たると葉の水分の蒸発のほうが早く、根っこが出てくるまで体力が持たなくなります。室内や優しい日影で管理しましょう。

根っこが出てからは・・・2週間ほどすると徐々に根っこが出てきます。根が出てきたら根っこに土をかぶせてあげましょう。

根っこが出始めたらお水が必要になってきます。しかし、このころの水やりはじょうろでたくさんあげるのではなく、様子を見ながら霧吹きで行いましょう。

引き続き室内や優しい日影で管理しましょう。

芽が出てきたら・・・この頃の芽は生まれたての赤ちゃんと一緒です。乾燥で枯れてしまうこともあるので、こまめに様子を見て水やりをしましょう。葉挿しは赤ちゃんの芽に栄養を送り、徐々に枯れてきます。カサカサになるまで置いておきましょう。

赤ちゃんの芽は光合成が必要になってきます。直射日光を避けた優しい日当たりの場所に移動しましょう。また一回に保持できる水分量が少ないため、水やりの回数を増やすようにしましょう。

ポイント

・葉挿しは根っこがでるまでは土の上でゆっくり寝かせてあげましょう。
・根っこが出てきたら根っこに土をかけて霧吹きで水をあげましょう。
・芽が出てきたら優しい日光が当たる場所に移動しましょう。
・赤ちゃんの芽は保水がわずかにしかできません。こまめな水やりをしましょう。

葉挿しの植え替え

ある程度苗が大きくなってきたら一つ一つ鉢に植え替えてあげましょう。そうするとさらに大きく元気に育ちます。

その際はポリポットとプラスチックトレイを使うと管理がしやすくなります。

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葉挿しが成功しやすい多肉植物は

私が今までに葉挿しを行い、成功率ほぼ100パーセントの物を紹介します。

・朧月・ブロンズ姫・白牡丹・秀麗

こちらは本当に繁殖力が強い子たちです。葉挿しはほとんど成功するので、葉挿しからどんどん増やすことができます。

白牡丹はホームセンターで100均の見切り品がありました。それを葉挿ししたら1年でここまで増えました。

まとめ

  • 葉挿しをするなら生長期の春と秋が成功しやすい
  • 葉挿しの土は市販の培養土でも赤玉土でも鹿沼土でもいい
  • 葉挿しは葉を取るときはゆっくり左右に揺らしながら丁寧に
  • 根っこが出るまでは室内でゆっくり寝かせてあげよう
  • 根っこが出て芽が出てきたらお水を小まめに乾燥させないように育てよう
  • 初心者には朧月と白牡丹の葉挿しから初めてみよう

簡単に増やせる多肉植物。これも多肉植物の魅力の一つです。たくさん増やしてまとめて鉢に植えたら圧巻の存在感にもなります。

ぜひ葉挿しに挑戦してみてください。

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