ダイソーや100均で購入できる多肉植物まとめ!あんなレアも100均で買えるの⁈
こんにちはikuです。朝晩の暑さも大分落ち着いてきたように感じるこの頃。いよいよ多肉植物の季節秋がもうそこまで来ています。
そしてこれからのシーズン、多肉植物が市場に多く出てくるシーズンになりますが、もちろん100均も例外ではありません。
私は100均多肉かなり楽しみにしています。なぜなら『え?この品種が100円なの⁈』と思うようなレア品種にも出会えるので♪
今日は私が今までにダイソーや100均で購入もしくは見かけた多肉植物を定番商品からレア品種までまとめて紹介したいと思います。
育てやすい品種も紹介しますので、育てたことのない方も是非参考にしてみてください。
ダイソーなど100均にある多肉植物とレア度を紹介
100均で売られている多肉植物は、園芸店やホームセンターなどで150円~600円前後で売られている種類の苗が、100円から300円で販売されています。
それではダイソーなど100均で買える多肉植物と、その特徴と育て方、レア度を紹介していきましょう。
セネシオ属
ルビーネックレス・グリーンネックレス
レア度★☆☆☆☆
育てやすさ ★★★★☆
ダイソーで買えるルビーネックレスやグリーンネックレスはセネシオ属の仲間です。
セネシオ属はつる状のものや葉や茎に細かい毛が生えているものなど、様々な形のものがあります。
セネシオ属の特徴として、秋が生育期で夏の暑さに弱い傾向があります。
高温多湿に弱いので、夏場の直射日光や蒸れに気を付けて風通しのよい場所で管理しましょう。
生育期の秋には他の多肉植物よりお水を好みます。乾燥させすぎないように水多めが理想です。
ルビーネックレスは日当たりの良い場所で育てると秋冬にはきれいな紅葉がみられます。セネシオ属は葉挿しができないので、増やす時は茎を挿して増やしましょう。
あっという間に増えるのでダイソーで購入したルビーネックレスも、環境が合えば下記の写真のように増やすことができます。
グラプトペタルム属
秋麗・朧月・白牡丹・淡雪・ブロンズ姫・ピンクルビー
レア度★★☆☆☆
育てやすさ★★★★★
初心者の方でも育てやすい、グラプトペタルム属。秋麗・朧月・白牡丹・淡雪・ブロンズ姫・ピンクルビーがダイソーを初めとする100均に置かれています。
多くの種類は茎たちし、ロゼット状に葉をつけます。多肉植物の中でも強い品種で、冬、夏ともに逞しく育ちます。
しかし、夏の直射日光はや高温多湿には弱いので、遮光をするなり、水やりの回数を減らすなどの工夫は必要です。
多肉植物の中でも最も増えやすい、グラプトペタルム属。挿し木、葉挿し、株分けで増やすことができます。増やす時は春、秋の生長期に増やしましょう。
セダム属
黄麗(おうれい)・銘月(めいげつ)・ビアポップ・虹の玉・クラバツム
レア度★★☆☆☆
育てやすさ★★★★☆
ダイソーで買える黄麗・銘月・ビアポップ・虹の玉はセダム属です。
セダム属は日本でもよく見られ、世界中に生息している身近な植物です。
セダム属には同じ属とは思えないほど様々な形や大きさがあり、肉厚の葉の物もあれば、地面を這って繁殖するような、草のような形の物があります。
ダイソーで買えるセダム属は、主に肉厚の葉を持ったものが置かれており、比較的ほかの多肉植物よりお水を好む傾向にあります。
多肉植物全般に言えるのですが、セダム属も高温多湿に弱く、夏の直射日光にも弱いので遮光や水やりの回数を減らす工夫は必要です。
セダム属は葉が落ちたものでも簡単に増やせます。葉挿しや挿し木で増やせるので、落ちた葉は捨てないで土にさして増やしてみてくださいね。
セデべリア属
レディシア
レア度★★★★☆
育てやすさ ★★★★☆
セダム属とエケベリア属を、属間交配して誕生したセデべリア属。
ダイソーなどで買えるレディジアは、緑や赤、黄色と色が季節によって変わっていきます。特に紅葉シーズンの秋冬は真っ赤赤に色づき、艶やかな姿を見せてくれます。
育て方も簡単で適度な日光と水やり、そして風通しの良い場所で育てると元気に美しく生長してくれます。こちらも夏の直射日光だけは避けてください。
レティジアは人気もあり有名ですが、100均でもホームセンターでもあまり見かけません。私も見かけたら即お迎えする品種の一つです。
美しさのエケベリア属と強さのセダム属のいい所取りをしたレディシア。美しい上に育てやすいのでダイソーなどで見かけたときはぜひお迎えしてくださいね。
パキべリア属
立田(たつた)
レア度★★★☆☆
育てやすさ ★★★★☆
パキフィツム属とエケベリア属の、属間交配して誕生したパキべリア属。
美しさのエケベリア属と、丸くて肉厚の葉っぱで葉先が尖った形が特徴のパキフィツム属の、いい所取りをして生まれたのがパキべリア属。
その両方のかわいらしさが出ている立田の葉はやや細長く白粉肌、紅葉時はピンクに染まります。
生長と共に、葉の表面に白いおしろいのような粉が付いていきます。お化粧しているようで非常に美しいのですが少しでも触れると、粉は取れてしまいます。
水やりでも流れてしまうので、頭からじゃぶじゃぶではなく、土の近くからお水をあげるようにしましょう。
カランコエ属
月兎耳(つきとじ)・ミロッティー
レア度★★★☆☆
育てやすさ ★★★★★
カランコエ属は日光が大好きな品種です。モケモケした細かい毛に覆われたものや白い粉をまとったものが多いのが特徴。
モケモケした細かい毛が日光から身を守っているため、多肉植物の中でもダントツに夏に強いのが特徴です。
日差しの強さは多肉植物の中でもピカイチですが、夏の直射日光はやはり強すぎるので避けましょう。夏以外の直射日光なら大丈夫です。
しかしモケモケの毛に覆われているのに寒さには弱いのが特徴です。冬場の管理は夜だけ室内に入れるなどして、対策を取りましょう
カランコエ属の月兎耳。兎の耳のような形をしたベロアのようなモケモケの毛が生えた面白い植物。生命力と繁殖力が強いので非常に育てやすいのが特徴です。
センペルビウム属
100均で売られているセンペルビウム属の名前は不明
レア度★★☆☆☆
育てやすさ ★★★★★
センペルビウム属はラテン語でsempervivum『ずっと生きてます』が由来の植物。名前の通り非常に強い品種です。
センペルビウム属の一番の特徴は非常に強い耐寒性があるということです。マイナス30度まで耐えられるといわれています。
冬でも気兼ねなく外での管理ができることが魅力の一つですね。
その反面夏の蒸れには非常に弱い傾向にあります。夏は風通しの良い場所で管理しましょう。
また株分けでどんどん増えていくのも特徴。親株から子株がランナーを伸ばし、出てくるのでカットしてまた植え付けてあげると、どんどん増やすことができます。
日光を好むので、真夏の直射日光以外は日当たりの良い場所で管理しましょう。
乾燥には強いほうですが、水が少なすぎると外葉が枯れてしまうので、基本通り適度な水やりが必要です。
エケベリア属
多肉界のバラとも言われているエケベリア。 見た目も大きな花のようで、色とりどりの華やかさはコレクターも多数いるほどの人気ぶり。
国内外の多肉業界でも、トップクラスの人気を誇っています。
そんな大人気のエケベリア属も、ダイソーを初めとする100均でも売られているんですよ。
エケベリアの育て方
・夏の直射日光に弱く蒸れにも弱い。遮光が必要
・薄葉と厚葉にもよりますが、水やりの目安として夏場は月に2~3回、少なすぎると苗が弱る
・春秋は週に1~2回ほどが水やりの目安
・冬は氷点下だと凍ってしまうので室内にいれるなど工夫が必要
ダイソーなどの100均で売られているエケベリア属は、普及種が多く育てやすいのが特徴。
多肉業界でも非常に人気がある種類と、100均で見かける頻度を基準として、3段階にレア度を表記してみました。
メラコ・大和姫・大和錦・ルンヨニー・シルバースター・トップシーダービー
レア度★★★☆☆
育てやすさ ★★★☆☆
多肉業界でも有名な品種が揃ってます。エケベリア属の中で、100均でも見かけることが多いグループです。肉厚で丈夫な印象があります。
色やフォルムがかっこいいものや、エメラルドグリーンの儚い形の物、葉っぱがハート型に見える可愛らしいものまで幅広く置いてあります。
マッコス・女雛・高砂の翁
レア度★★★★☆
育てやすさ ★★★☆☆
こちらも多肉業界でも有名な種類になります。しかし園芸店でも、常にあるものとは限らないので100均で見かけたらラッキーです。
園芸店でも300円以上はすると思うので、100均で見かけたらかなりお買い得だと思います。
チワワエンシス・ヘラクレス・オリビア
レア度★★★★★
育てやすさ ★★★☆☆
こちらの3種類は多肉業界でも、とても有名で人気のある種類です。
しかし、ダイソーなどの100均でめったに見かけることがなく、入荷しても人気が高いのですぐに売り切れます。
私も以前運よく入荷のタイミングで、チワワエンシスに出会い即3つ買いました。なんでチワワエンシスが100均に売っているの?と非常に驚きました。
翌日、100円でチワワエンシスが買えるならもう少し欲しいと思い、見に行ったら10個ほどあったチワワエンシスは、売り切れていました。
そもそもこのレベルの多肉植物が100均で買えるの?うそでしょ?と驚くほど、多肉業界でも非常に人気のある品種なんです。
チワワエンシスもそうですが、オリビアとヘラクレスも私は過去1回ずつしか見たことがありません。
レアな苗や、状態の良い苗を手に入れる為には、入荷のタイミングを逃さないように、定期的にお店を訪れ売り場をチェックすることが必要です。
多肉植物を育てる際の注意点
園芸店でも、ダイソーなどの100均で購入した多肉植物でも、育て方は基本的には変わりません。
しかし1点注意したいのが、100均などに置かれている多肉植物はお店に納品されてから管理が室内だった為、日光が全く足りていない状態です。
家に持ち帰ってから、いきなり日光に当てるのはよくありません。葉焼けの原因になります。
日陰から半日陰、そして日当たりの良い場所へと2週間くらいかけて徐々に慣らしてあげましょう。
ここで書かせていただいた水やりや置き場などは、あくまでも目安であり、正確な数値ではありません。
何故なら各家庭環境や置き場で条件が異なり、正確な数値を決めることはできないのです。
目安を参考にして、自分の育てる環境にあった方法を見つけてくださいね。
大切に育てて大きくしたり増やしたりすると、愛着が湧いてきます。
また寄せ植えをしたり、まとめ植えをしたり、アレンジ方法もいろいろあるんです!100円から無限に広がる可能性、多肉植物から始めてみませんか?
まとめ
• ダイソーなど100均で売られている多肉植物の中に、入手困難なレアも存在する
• ダイソーなど100均に置かれている多肉植物は、種類が豊富
• ホームセンターや園芸店より安くお買い得
• 100均から多肉植物を育ててみよう
ダイソーや100均の植物の品質は、入荷のタイミングにもよりますが、良いほうだと感じます。今年はどんな多肉植物が並ぶのか楽しみです♪
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