ミニバスで瞬時の判断力を鍛えるための練習法 – 素人目線で感じたこと

週末、次男坊のミニバス練習試合を見に行ってきました。

小学四年生の次男はバスケを始めてまだ10ヶ月の初心者ですが、毎日頑張って練習に励んでいます。

上級生の試合に時々出場する時は、ゴール下周辺で守備を担当することが多いです。

サテライト試合(主力以外の経験の浅い選手が出場する試合)では、ポイントガード(PG)としてボール運びを任されるのですが、途中で相手に囲まれ、ボールを取られたり、パスをカットされる場面が目立ちました。

バスケ経験のない私ですが、次男のプレーを見ていて「パスを出す判断が遅いのでは?」と感じました。

自分でいくか、どこにパスをするか、ドライブで抜こうかなど考えすぎている感じがしました。

まだまだど素人なので、ドリブルや体の使い方も課題ですが、バスケにおける「判断力」って結構重要だと感じた瞬間でした。

判断が遅れる原因

試合後、次男は思い通りに動けなかった悔しさから涙を流していました。

見ている私も胸が痛みましたが、これも成長の一部だと感じています。

特にポイントガードとしては、瞬時の判断が求められます。ただ、小学4年生の次男には瞬時の判断力が必要な時なんて今までの人生にあったでしょうか?

「全くない」

しかもわが子達全員、優柔不断です。

判断が遅れる理由としては、反射神経や思考速度だけでなく、「普段からそのスピードに慣れていないこと」や「次のプレーを予測する習慣がないこと」、そして「自信がないこと」が影響していることが多いと思います。

そこで状況判断力を鍛える練習は、次男にとってバスケだけでなく、日常生活の中でも役に立つのではないかと思いました。

ミニバスの判断力を高めるための練習法

バスケットボールは、スピード感が非常に重要なスポーツです。

オフェンスとディフェンスの切り替えが速く、ボーっとしているとすぐに相手に隙を突かれてしまいます。

瞬時に正しい判断をする力が、試合の勝敗を左右することも多々あります。

特にミニバスでは、学年が上がるにつれて判断力の差がプレーの質に大きく影響してくると感じたため、小学生でもできる判断力を鍛える練習をまとめてみました。


1. ゲーム形式の練習で判断力を鍛える

ミニバスで判断力を養うには、リアルな試合に近い状況での練習が不可欠です。

3対3や2対2といった少人数の練習では、狭いスペースの中で瞬時にパスやシュートの判断を下す必要があるため、判断力が自然と鍛えられます。


2. シミュレーション練習で準備を万全に

次に、試合中の様々な状況を想定したシミュレーション練習を取り入れると良いです。

例えば、「もし相手がここに来たら、どの選手にパスを出すか?」など、頭の中で事前にシミュレーションを行うことで、試合での判断がよりスムーズになります。

シミュレーションは家でもできるため、練習時間が限られている子供たちにも最適です。


3. 視野を広げるためのトレーニング

広い視野を持つことは、瞬時に判断を下すために欠かせません。

次男も相手に囲まれるまえに、他のプレイヤーの位置を把握でき、パスを出すことができるようにするには、視野を広げる練習が必要です。

片手でドリブルしながら周囲を確認する練習を続けると、ボールを見ずにドリブルしつつ広い視野を確保できるようになります。

これにより、瞬時に次の動きを選べる力がつきます。


4. 瞬時の反応力を鍛えるドリル

反応速度も判断力には重要です。

試合中に即座に動けるように、コーチが指示を出し、その指示に瞬時に反応してパスやシュートを行うドリルが効果的です。

たとえば、ドリブル中に「パス」「シュート」「カットイン」などの指示を突然出してもらい、それに即座に対応する練習を取り入れると、試合でも判断が速くなります。


5. 日常生活でもできる判断力を鍛える方法

バスケの練習時間が限られている場合でも、日常生活の中で判断力を鍛えることができます。

例えば、以下のような簡単な方法で日々の生活の中で判断力を向上させられます。

  • 反射神経を鍛えるゲームをする: ビデオゲームやアプリを使って、瞬時に反応が求められるゲームをプレイするのは楽しく効果的です。次男も、時々バスケに関する反応ゲームを楽しんでいます。
  • 複数のことを同時にこなすタスクをする: 家事や学校の宿題でも、同時に複数のことを進める練習は判断力を向上させる一助になります。例えば、「ドリブルをしながら問題を出し、答えを考える」といった形で、状況を予測して判断する練習になります。
  • 家族で瞬発クイズを楽しむ: 簡単なクイズや問題を出し合って、素早く回答する練習も効果的です。これも家族みんなで楽しめるので、遊びながら判断力を高めることができます。

6.シュート力やハンドリング力などの技術を高める

最適な判断に従ってシュートを試みたとしても、シュートが外れてしまえば、判断が良くないと見なされてしまうことがあります。

また、チームメイトとのタイミングを合わせてパスをしたとしても、パスミスやドリブルミスをしてしまうと、良い判断とは評価されません。

つまり、スキルが不足していると、いくら良い判断力を持っていてもその能力を活かせませんし、逆にスキルを向上させることで初めて判断力も高まるのです。

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7.常に試合を意識したスピードと強度で練習を行う

試合中に判断が遅れる、あるいは誤る理由の一つは、練習時に試合と同じような負荷で行えていないからです。

判断力は一瞬の勝負を制するため、練習の段階から試合の状況を意識し、体が自然に反応できるようにする必要があります。

このような瞬時の判断力とその精度の積み重ねが、勝敗を左右します。

判断力を高めるための練習法まとめ

試合中にミニバスでの判断力を高めるためには、リアルな試合形式の練習、視野を広げるトレーニング、反応速度を鍛えるドリルに加え、日常生活でも判断力を意識して鍛えることが有効であることがわかりました。

次男がもっと上手にボールを運び、スムーズにプレーできるよう、これからも試合や練習を通じて成長をサポートしていきたいと思います。

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